Compositor: Eve MV / Nuyuri (music, lyrics) / Sou
誰か振り返ってくれないか
最上へ
魔法はもう使い果たそうか
好きなだけ
鮮やかな終わりを見据え
架空線を
まだ見えない未来を使って
埋めていく
僕の頭上はもう飴玉で
満ちていた
溶けて伸びちぎれて消える
消える
湯浪が足元をさらってまどう
爪先から熱を奪う砂を風を連れて
声を聞け 名前のない仕掛けたちを
晴らしてくれ 通り抜けるみたいに
数えないで 終わりを忘れさせてくれ
時よ止まれ 近くするより早く
形のない朝夜をへて
空っぽった
殻の座に何を宛がう
何を
声や姿は今すべて
水曜性
毛繕い溶けて流れて消える
消える
足跡が残らぬようかかとあげて
爪先に触れた砂を今も覚えている
導いて
行き場のない魂をも
息を止めて
残らず飲み干してよ
間違う日は長く続くことのないよう
祈りをくれ ないだ水面みたいに
悲しい日は迷わぬよう手を繋いで
時よ止まれ 近くするより早く
晴らしてくれ
時よ止まれ
誰か振り返ってくれないか
最上へ
魔法はもう使い果たそうか
好きなだけ